旅行の手配

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飛行機に動物を同伴するには

ペットをバカンスに連れていきましょう!ここでは旅行の準備を万全に整えるための詳細情報が得られます

ペットは、品種、体重、サイズにより、国内線および国際線で決められている規定を守りつつ、客室への持ち込んで、もしくは気温、気圧が調整された貨物室に預けて、輸送することが可能です。

最新情報

6月15日より、国内線全便において、客室に持ち込み可能なペットの体重制限がこれまでの8kg以下から25%引き上げられて、10kg以下となります(さらに2kg以下のペットキャリーを使用できます)。大切な犬や猫に与えられるスペースが、これまでよりも広く快適になります。

詳しくは以下をお読みください。

ペットのためにチケットを購入 

航空機の貨物室と客室内でペットのために用意されているスペースには制限と限界があります。

チケットの価格は、ペットの体重、客室に持ち込む、それとも貨物室に預けるのか、出発地と目的地の空港がどこであるかによって異なります。関係情報が一覧できるを参照してください。

搭乗日の少なくとも48時間前までにカスタマーセンターに連絡してチケットを購入する必要があることにご注意ください。また、生後3か月未満の動物は輸送することができません。さらに詳しい情報を得るには、こちらをクリックしてください。

客室にペットを持ち込む場合

客室にペットを持ち込むための条件は以下のようになります:  

  • ペットの輸送は、専用ペットキャリー(ソフトセミハードハードタイプのいずれも可)に入れることを条件に許可されます。快適な旅行のために、座席の前に最適に置くことが可能になるソフトタイプのキャリーの使用をおすすめします
  • ペットキャリーは、その内部が十分に換気されるものでなければいけません。同時に、すべての側面が閉じられている必要があり、飛行中はペットをキャリーから外に出してはいけません。
  • 安全上の理由から、ペットは航空機から降りるまでペットキャリー内に入れたままにしておく必要があります。
  • ペットの体重制限は、国内線では10kg以下、その他のすべての便では8kg以下です。旅行中は次の寸法以下のペットキャリー内にペットを入れておく必要があります:
    • 高さ 24cm
    • 長さ 40cm
    • 幅 30cm

寸法が守られていない場合、ペットが搭乗できないこともあります。

  • ペットキャリーは、ペットが快適な姿勢でいられ、回転したり、しゃがんだりできるものであるほかに、通気性や防水性に優れ、丈夫な素材が使用されているものでなければなりません。

ペットキャリーには、総重量が国内線では10kg(その他のすべての便では8kg)以下であることを条件として、同種の動物を最大5匹まで入れることができます。これに加えて、飛行中に必要な餌を含めた2kgまでのペットキャリーの重量が許可されています。

貨物室にペットを預ける場合

貨物室にペットを預けるための条件は以下のようになります:

  • 飛行中はペットをハードタイプのペットキャリーに入れる必要があります。使用できるペットキャリーは、本体にガラス繊維または硬質プラスチックが使用されているものに限られています。
  • ペットキャリーにキャスターが装備されている場合はキャスターを取り外してください。格納式キャスターは粘着テープでブロックしてください。
  • 犬用ペットキャリーには必ず次のものが装備されていなければなりません:
    • 金属製の扉。扉の中央、上部、下部の閉鎖箇所にロックがかかる装置を備えたものでなければなりません。
    • 側面部の通気口。犬の輸送する場合はプラスチック製ではなく、金属製であることが求められます。

ペットキャリーの寸法は使用される航空機の種類によって異なります。

認定された盲導犬・介助犬

認定された盲導犬・介助犬とは、犬種や種類に関係なく、運動障害、視覚・聴覚障害、知的・関係性障害その他の精神的な障害を持つ人々を支援するために訓練されている犬のことを示します。

詳細はこちらです

ITAエアウェイズの全便で、訓練を受け、認定された盲導犬等の補助犬を無料で客室に同伴することが可能です。乗り継ぎ便がある場合は、個々の便を運航する航空会社の規定を確認する必要があります。旅行日程に複数の航空会社が含まれる場合は、犬の機内持込みが許可されていることを確認するために各航空会社に確答を求める必要があります。

犬訓練所/関係機関がレターヘッド情報(または判読可能なスタンプ)のある正式な用紙にその犬が補助犬であることを証明した訓練証明書を提示することが求められます。補助犬には割り当ての制限はありません。 補助犬の同伴のサービスは、航空便の出発の少なくとも48時間前までにリクエストする必要があります。提出書類のチェック後に同伴の確定をお知らせします。

注意:感情をサポートする犬は訓練された補助犬とはみなされませんので、無料で弊社の機内への持ち込みやお預かりはできません。このような犬は、その体重に応じて客室または貨物室への犬の搭乗手続きをして、有料で輸送することが可能です。 

イタリア国外に旅行する場合は、目的地の国の法令や衛生上で決められている条件について事前に確認することをおすすめします

輸送にあたっての一般的要件:
飛行の安全性と客室内の快適性を確保するため、犬は飼い主の言うことを聞いて公共の場で適切な行動をすることに慣れている必要があります(吠えない、唸らない、人や他の動物を攻撃しないなど)。

小型犬の場合、専用ペットキャリーを飛行の始めから終わりまで使用する必要はありません。専用ペットキャリーを使用しない場合、リードと(機長が要求した場合に)口輪の使用が義務付けられています。

盲導犬は飼い主の座席の前から動かず、適切なハーネスを着用しなければなりません。

犬は機内では以下の規定を守らなければなりません:

  • 常に飼い主である乗客が直接に管理すること。
  • 座席に座ったり、非常口の近くに立ち止まったりしないこと。

貨物室に搭乗することが必要になる場合も含めて、補助犬は無料で輸送されます。

犬の輸送に起因する損害および追加費用が発生した場合、飼い主である乗客の責任となります。

動物のウェルネスのためのアドバイス

ペットが飛行機の旅を問題なく体験できるように、飛行前および飛行中にするべきことについてアドバイスさせてください。

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• 旅行の少なくとも5日前にすでに家でペットをペットキャリーに慣れさせましょう。ペットを約2時間ペットキャリーに入れたままにすることを繰り返し、終わるごとにご褒美を与えてください。

• 出発する前は、常に少量ずつ、定期的に飲み物を与えてください。

• 餌は飛行の4時間前まで与え、飛行の始めから終わりまで必要量の餌があるようにします。

 • ペットが最大限に快適な飛行を体験できるように、ペットキャリーの底にブランケット、新聞紙その他の吸収性のある素材を置きましょう。わらの使用は禁止されています。

• ペットには、ペットキャリー内では、リードや口輪を着用させないようにしましょう。また、このようなアクセサリーはペットキャリーの中には置かないようにしてください。

• 肉体的な疲労の兆候があるペットや怪我をしているペットは飛行機に乗れません。ペットが飛行機に乗ってもいいかどうかを獣医に相談して確認してください。また、飛行中に最大限の快適さを実現するために、ペットキャリー内に(ペットキャリーが閉じられている場合でも)アクセスできる空のボウルを少なくとも1個忘れずに入れて固定してください。

上記の条件が守られない場合や、ペットが他の乗客に迷惑をかける場合には、機長がペットを貨物室に移させることがあります。

ペットの輸送サービスは弊社の全飛行機で利用できますが、搭乗可能な最大サイズが使用する機種によって異なりますので、ペットの輸送について前もってスペシャルアシスタンスに確認してください。

旅行に必要な書類

動物を輸送するにあたって義務付けられている書類がいくつかあります。

イタリア

国内で航空便を利用する犬と猫は以下の書類を所持していなければなりません:

  • ペットの保険証(Libretto Sanitario)またはパスポート(Passaporto)

欧州連合

欧州連合の国への航空便を利用する犬、猫、フェレットは以下の書類を所持していなければなりません:

  • 獣医師が発行したワクチン接種状況が記載されたパスポート(義務付けられた狂犬病予防接種の最新情報と期限が切れていないことを示すもの)および動物の健康状態を記したもの
  • 判読可能なタトゥーまたは電子識別システム(トランスポンダーなどのマイクロチップ)

アメリカ合衆国

2024年8月1日以降、米国に犬を輸送する場合、犬の狂犬病を拡大させる危険性を防止するために、米国当局が定めた、動物の米国入国に必要な新たな手順を踏む必要があります。これらの手順は、お客様の犬が過去6ヵ月間に滞在した国のリスクに応じて異なります。ここをクリックして、詳しい情報を確認し、Dog Import Form(犬の輸入申請書)をご請求ください。記入したフォームを提出すると、受領証がEメールで届きますので、印刷して持参するか、携帯電話で表示してください。

CDC Dog Import Form(犬の輸入申請書)の受領証に加え、輸送する犬が以下の条件を満たしている必要があります。

  • 到着時の健康状態が良好であること。
  • 米国に入国または帰国する時点で生後6ヶ月以上であること。
  • 識別用の万能スキャナーで検出可能なマイクロチップを装着していること。

英国

英国では補助犬以外の動物の輸送は許可されていません。必要な場合は現地の関係機関にお問い合わせください

イスラエル

イスラエルにおける犬や猫の輸送は関係法令によって規制されています。旅行前に次のリンク を参照してください

ブラジル

動物の輸送には国際動物衛生証明書 (CZI) が必要です

他の国々

その他の国々については、目的地の国の大使館/領事館にお問い合わせいただくか、IATA ウェブサイトの規定をご確認ください

短頭種犬を貨物室で輸送する場合

短頭種と呼ばれる鼻ペチャの犬や猫はストレスや温度に極めて敏感です。ペットの健康と安全のために、ペットの全般的な健康状態を慎重に評価して、その結果、この種の輸送に関連するリスク評価をすることをおすすめします。

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IATA動物規則では以下の品種が上記のカテゴリーに分類されています:

 

  • アフェンピンシャー
  • アメリカン・ピット・ブル・テリア
  • アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
  • ビション・フリーゼ
  • ボストンテリア
  • ボクサー
  • ブリュッセル・グリフォン
  • ブルドック
  • ブルマスティフ
  • コルソ・ドッグ
  • キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
  • アップルヘッドチワワ
  • チャウ・チャウ
  • ドゴ・アルヘンティーノ
  • ドグ・ド・ボルドー
  • イングリッシュ・マスティフ
  • フレンチ・ブルドッグ
  • ジャパニーズ・チン
  • キング・チャールズ・スパニエル
  • ラサ・アプソ
  • マルチーズ
  • ナポリタン・マスティフ
  • ニューファンドランド
  • ペキニーズ
  • ブレサ・カナリオ
  • パグ
  • シャー・ペイ
  • シーズー
  • シルキー・テリア
  • チベタン・スパニエル
  • ヴァレー・ブルドッグ
  • ヨークシャー・テリア

  • バーミーズ
  • エキゾチックショートヘア
  • ペルシャ
  • ヒマラヤン 

犬と猫以外の動物の輸送

犬・猫以外の小さな動物の輸送も可能です。それぞれの動物に関係する規定は目的地の国によってが異なります。下記に詳細が見つからない場合は、カスタマーセンターまでお問い合わせください 。

ウサギとハムスター

EU圏内を移動する場合、ウサギとハムスターは以下を携行しなければなりません。

  • 獣医師による健康状態が良好であることを証明する、有効な診断書
  • この種の動物を輸送するのに適したコンテナ・ケージ

EU圏外へのご旅行については カスタマーセンター までお問い合わせください。

鳥類

ITA Airwaysが運航するフライトでは、オウムやインコは許可されていません。また、鳥インフルエンザの拡大を防止するために、欧州連合およびイタリア保健省は、アジア諸国、トルコ、ロシア、南アフリカ、ルーマニア、バルカン半島諸国からの鳥類の輸入を禁止しています。

払い戻し

以下のような病気や死亡があった場合は、このサービスの払い戻しを受けることができます:

  • 近親者の病気や死亡:配偶者、子(養子を含む)、父母、兄弟/姉妹、祖父母、孫、義理の兄弟、義理の父母、義理の兄弟姉妹、甥、姪。この場合、適切な証明書(市役所等が発行する戸籍謄本その他の書類)によって親等を示す必要があります
    • 同じ予約番号(PNR)を持つ親族または友人である乗客の病気や死亡
    • 動物の病気や死亡

いずれの場合も、病気や死亡を理由にキャンセルする場合は、そのことを証明する死亡証明書、有効な病院の証明書、病気のために動物が旅行できないことを証明する獣医の診断書等が必要になります。

 

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